スーパーで買った海老の天ぷら、せっかくなら美味しく食べたいですよね。
よく「電子レンジで温めて」と言われますが、カリカリ感が失われてしまうのが難点。
なので今回は、海老の天ぷらを揚げたてのような美味しさに復活させる、いろんな温め方をご紹介します!
オーブンで簡単!海老の天ぷらを温め直す方法
冷めた海老の天ぷらを美味しく食べたいときは、オーブンが簡単です。
電子レンジより時間はかかりますが、その分、出来上がりを待つ楽しみがありますよ。
2~3本まとめて温められて、手間いらずなのも魅力です。
(1)オーブン用クッキングシートを敷き、海老の天ぷらを並べる
(2)180度に設定して、予熱なしで15~20分加熱する
(3)皿にキッチンペーパーを敷いて盛り付ける
(4)油が気になる場合は、キッチンペーパーを取り替える
このやり方なら、天ぷらの衣がカリッと仕上がります。
オーブンでじっくり温めることで、衣のサクサク感が戻ってきますよ。
味の満足度:★★★☆☆
衣の仕上がり:カリカリ感あり
中の海老の温かさ:ちょうど良い
ちょっと気になる点としては、油を吸いすぎた衣の場合、なかなか理想的な仕上がりになりにくいところです。
長時間置いて油を吸ってしまった天ぷらは、オーブンで温めてもカリカリ感を取り戻すのが難しいんですね。
なので、朝に揚げたものを夜に温め直す場合は、油の染み具合で仕上がりが変わってきます。
そのため、オーブンでの温め直しは「星3つ(まあまあ)」という評価に。
長時間置いた天ぷらを復活させたい場合は、この後ご紹介するトースターを使う方法がおすすめですよ。
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オーブントースターで復活!海老の天ぷらの温め方
オーブントースターなら、海老の天ぷらを香ばしく、しかもサクサクに仕上げられます。
ちょっとしたコツを使えば、揚げたての美味しさがよみがえるんです。
鍵となるのは、アルミホイルと霧吹き。
この2つを使うだけで、味も食感もグッと良くなりますよ。
(1)アルミホイルに軽くクシャっとしわを寄せる
(2)しわを付けたアルミホイルをトースターの中に敷く
(3)霧吹きで天ぷらの衣に軽く水をふきかけ、アルミホイルの上に乗せる
(4)200度で2分温める
ここで大切なのは、霧吹きで衣に水分を加えること。
これが、サクサクの衣を復活させる秘訣なんです。
ちなみに、長時間焼きすぎると焦げちゃうので注意してくださいね。
味の満足度:★★★★★
衣の仕上がり:サクサク
海老の食感:ふっくらジューシー
今回ご紹介する温め方の中では、この方法が一番ベストかもしれません。
まるで揚げたてのような食感が楽しめます。
「冷めた天ぷらがイマイチ……」と感じたら、ぜひ試してみてください。
ちなみに、アルミホイルのしわ加減は大切なポイントです。
焼き芋を包むときほど深くしわを寄せる必要はありませんが、かといってピンと張りすぎるのも×。
程よいしわを付けることで、余分な油を逃がしつつ、サクサク感もアップしますよ。
霧吹きがないときは?
先ほどお伝えした通り、オーブントースターで海老の天ぷらを美味しく温め直すなら、霧吹きで水をふきかけるのがベストです。
ただ、霧吹きがないからといって、天ぷらを水に直接浸すのはNG!
実は、もっと良い方法があるんです。
おすすめは、キッチンペーパーを少し湿らせて、天ぷらの衣に軽くポンポンとたたくように押し当てる方法。
まるでお化粧のファンデーションをつけるような感覚で、優しく水分を含ませてあげましょう。
この方法でも、天ぷらを美味しく温め直すことはできますよ。
ちなみに、霧吹きは100均でも買える便利なアイテムなので、一つ持っておいてもいいかもしれません。
ただ、掃除用や化粧用の霧吹きもあるので、間違えないようご注意ください。
オイルスプレーなら、用途が明確で安心です。
高くても200円程度で手に入るので、機会があればぜひ揃えてみてくださいね。
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魚焼きグリルで海老の天ぷらを温め直す方法
魚焼きグリルでも、海老の天ぷらを美味しく温められます。
ただ、焦げやすいので目を離さないように注意しましょう。
(1)グリルを予熱したら、水を加える
(2)魚焼き用アルミホイルを敷き、海老の天ぷらを載せる
(3)弱火で両面をそれぞれ2~3分ずつ温める
味の満足度:★★★☆☆
衣の仕上がり:サクサク&カリカリ
海老の食感:ぷりっとジューシー
電子レンジと違って、グリルなら水分を保ちながら衣もサクサクに。
時間も短くて済むので便利です。
海老と衣の間の余分な水分も飛んでくれるので、食感も◎。
ただ、前に焼いた魚の匂いがグリルに残っていると、天ぷらに移ってしまうことも。
使う前にグリルをきれいにしておくのを忘れないようにしてくださいね。
フライパンで海老の天ぷらを温め直す方法
フライパンを使えば、冷めた海老の天ぷらを簡単に蘇らせることができます。
コツは弱火でじっくり、両面を2分ずつ丁寧に温めること。
おすすめはテフロン加工のフライパンです。
水や油をはじく特性があるので、天ぷらの衣が凸凹していても焦げ付きにくく、お料理初心者でも失敗なく使えますよ。
フライパンに天ぷらを載せて、弱火で片面2分ずつじっくり温める
味の満足度:★★★★☆
衣の仕上がり:カリッと香ばしい
中の海老の温かさ:ちょうど良い
フライパンでの温め直しは、とても簡単な方法。
ただ、カリカリの衣に仕上げたいときは、様子を見ながら火加減を微調整する必要があります。
また、海老の形によっては、熱が均一に通りづらいこともあるので要注意です。
とはいえ、オーブンや電子レンジと違って、好みの加減に調整できるのは魅力的。
慣れてくれば、自分好みの仕上がりに温められますよ。
実は、この方法はキャンプなどのアウトドアでも大活躍します!
外で天ぷらを温め直すときに、この方法が重宝するんです。
なのでぜひ、家で練習してみてくださいね。
電子レンジで手軽に!海老の天ぷらの温め方
電子レンジなら、海老の天ぷら2~3本を600Wで30秒~1分チンするだけでOKです。
ただ、手軽な反面、揚げたての美味しさまでは再現できないのが正直なところ。
揚げ物って、やっぱり揚げたてが一番美味しいんですよね。
なので電子レンジだけだと、ちょっと物足りないかもしれません。
より美味しく温めたい場合は、オーブンやトースターを使うのがおすすめです。
600Wで30秒~1分温める(様子を見ながら)
味の満足度:★★☆☆☆
衣の仕上がり:微妙
海老の食感:微妙
ここで重要な注意点があります。
電子レンジで温めるとき、たまに海老の天ぷらが「パン!」と爆発することがあるんです。
これを防ぐには、天ぷらの衣や海老の尻尾の殻に、爪楊枝で小さな穴をいくつか開けておくといいですよ。
油が多くて水分が少ない天ぷらは、加熱しすぎると爆発しやすいんです。
なので「パチ!パチ!」と変な音がしたら、すぐに電子レンジを止めてくださいね。
海老の天ぷらを美味しく温める方法まとめ
今回は、海老の天ぷらを温めるためのいろんな方法を比べてみました。
スーパーなどで買った海老の天ぷらを美味しく食べるコツは、正しい温め方を知ることです。
オーブン、トースター、魚焼きグリル、フライパン、電子レンジ。
それぞれの方法の特徴を知って、温度や時間を調整すれば、冷めた天ぷらがグッと美味しくなりますよ。