お坊さん用の座布団の選び方!宗派によって違いはあるの?

【PR】

生活の知恵

お家で法事をしたり、浄土真宗の報恩講(お取り越し・お引き上げ)をしたりするときに、お坊さんがいらっしゃることがありますよね。

その際、「お坊さんが座る座布団(仏壇前の座布団)ってどんなのがいいの?」と悩まれるかもしれません。

なのでこの記事では、お坊さん用の座布団選びに必要なポイントをご紹介します。

スポンサーリンク

\12月26日(木) 01:59まで/ 楽天大感謝祭にエントリーする<PR>
楽天大感謝祭は、
今年1年間の感謝を込めて、
毎年12月後半に開催されるビックイベント!

ポイントアップや割引クーポン、期間限定イベントなど、
普段よりもお得に買い物できるチャンスです。

参加する為にはエントリー必須!
忘れないように上のボタンからエントリーしてくださいね!

宗派ごとの座布団の特徴

宗派によって、仏具の決まりは違います。

ただ、座布団に関してはそれほど厳しい決まりはありません。

なので、お店で売られている仏壇用の座布団から、お好きなものを選べば大丈夫ですよ。

仏壇用の座布団は普段使いの座布団より一回り大きめで、座り心地の良い厚みがあるのが特徴です。

ところで、この仏壇用の座布団には、いろんな呼び方があるのをご存知でしたか?

【仏壇用座布団の呼び方】
・御前(おまえ)座布団
・仏壇座布団
・仏前座布団
・法要座布団
・法事座布団
・導師座布団

この記事では、「仏壇座布団」と呼ぶことにします。

 

仏壇座布団の選び方|色とサイズは?

 

お坊さん用の特別な座布団

お坊さんが使われる仏壇座布団は、お経を読まれる際の姿勢や動作を考えて作られています。

これらの座布団は一般的な座布団より大きめで、しっかりとした厚みがあります。

長時間のお経でも疲れないよう、上質な中綿を使用し、袈裟が美しく収まるように工夫されているんですね。

仏壇座布団は、法事などの特別なときに使うものなので、普段使いにはあまり向きません。

なので、使わないときはきちんと保管して、法事や報恩講の前にお手入れ(軽く干すなど)をすることで、いつでも最適な状態で使えますよ。

スポンサーリンク

座布団のサイズ選び

仏壇座布団は、65~70センチ程度が一般的ですが、もっと大きいものもあります。

昔は縦長の形が多かったのですが、最近は正方形に近い座布団が主流です。

仏壇の大きさに合わせて座布団のサイズを選ぶと、お部屋全体が調和の取れた雰囲気になりますよ。

 

座布団の色と模様について

仏壇座布団は、金襴(きんらん)や紫、緋色(ひいろ)などの色合いが定番で、さまざまな模様が施されています。

それぞれの模様には意味が込められていることが多いのですが、特に決まりはないので、お好みの色や柄をお選びください。

ちなみに浄土真宗では、お仏壇自体が華やかな装飾のため、座布団も金襴などの豪華な生地のものが好まれる傾向にあります。

 

座布団の使い分け方|お坊さん用と普段使い

普段、私たちがお仏壇に手を合わせるときは、仏壇座布団を用意する必要はありません。

お仏壇やお部屋の雰囲気に合わせて、お好みの座布団をお使いください。

もちろん、仏壇座布団を普段使いしても問題はありません。

ただ、法事や報恩講などの特別な行事に備えて、お坊さん用の座布団は清潔な状態に保っておく必要があります。

そのため、もし仏壇座布団を普段使いされるなら、こまめなお手入れを忘れないでくださいね。

基本的には、仏壇座布団は普段使いせず、お坊さんや大切なお客様がいらっしゃったときだけ使うのがおすすめです。

ちなみに、大切なお客様がいらっしゃったときに豪華な仏壇座布団を用意すると、おもてなしの心が伝わります。

なのでそういった特別なときは、ぜひ仏壇座布団を使ってあげてくださいね。

仏壇座布団は大きいので、いちいち出し入れするのは大変かもしれません。

でも、特別なときだけ仏壇座布団を使うことで、清潔な状態を長く保てます。

そうすれば、いざ法事や報恩講で仏壇座布団が必要になったときに、新しく買い替えなくて済むので、安心してお坊さんをお迎えできますよ。

 

座布団の置き方|向きと表裏

座布団といえば、つい色や柄、大きさに目が行きがちですが、実は置き方も大切なポイントです。

座布団には、お洋服と同じように表と裏、前と後ろがあります。

お仏壇の前に座布団を置くときは、これらの向きをしっかり確認しましょう。

スポンサーリンク

座布団の正しい置き方

仏壇座布団は、お仏壇の真正面に置くのが一般的です。

そして仏壇座布団の後ろには、参列される皆さん用の座布団を並べます。

(参列者用の座布団は、控えめな色や柄のものがおすすめです)

ただ、お坊さんが複数いらっしゃる場合は、お部屋の広さや参列される方の人数に応じて、座布団の配置を工夫する必要があるかもしれません。

迷ったときは、お寺やご住職に事前に相談しておくと安心ですよ。

 

座布団の表裏の見分け方

座布団には表と裏がはっきりとありますが、種類によって少し違いがあります。

ここでは、一般的な見分け方をご紹介します。

【表裏の見分け方のポイント】
・座布団の真ん中に房(ふさ)が付いている面が表
・両面に房がある場合は、より飾り気のある房が付いている面が表
・房で見分けがつかなかったり、房が付いていなかったりした場合は、縫い目を確認する。縫い目を見て、布が上になっている面が表

 

座布団を置くときの向き

座布団を置くときは、縫い目のない辺をお仏壇側に向けます。

カバーが付いている座布団の場合は、ファスナーや紐がある側を後ろ(背中側)か横に向けるのが一般的です。

また、仏壇座布団は長方形のものが多いので、長い辺を縦にして、短い辺の縫い目のない方をお仏壇側に向けて置いてください。

 

まとめ|仏壇座布団の選び方と正しい置き方

仏壇座布団の色やサイズに関しては、それほど厳しい決まりがあるわけではありません。

なので、お店で売られている仏壇座布団から、お好きなものを選んでくださいね。

お好きな仏壇座布団を手に入れたら、ぜひ置き方にも気を配りましょう。

お洋服を着るときのように、座布団の表裏や前後を気にかけることは、作法の一つとして大切です。

もし間違えても大きな問題にはなりませんが、正しい置き方を覚えておくと安心ですよ。

タイトルとURLをコピーしました