ネット上で「対戦型SNS」という言葉を見かけたことがあるかもしれません。
この記事では、この言葉の意味や背景をご紹介します。
また、「対戦型SNS」を利用する際の注意点についてもお伝えしていきます。
「対戦型SNS」の実態とは
「対戦型SNS」は正式な定義があるわけではありません。
ただ一般的には、「ユーザー同士が活発に意見を交わすようなSNS」のことを指すようです。
意見を交わすからといって、必ずしも争いになるわけではありません。
でも、議論が白熱すると、やっぱり口論に発展することもありますよね。
そんな感情的な様子を「対戦型」と表現しているようです。
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「対戦型SNS」を名乗るサービスは実在しない
実は、「対戦型SNS」として正式に売り出しているサービスは一つもありません。
確かに、ユーザー同士の意見の対立が目立つSNSは存在しますし、時には論争が起こることもあります。
そのため、実質的に「対戦型」と呼べるような状況が生まれることはありますが、どのSNSも自らを「対戦型」とは名乗っていません。
つまり、「対戦型SNS」は、あくまでもユーザーの間で生まれた非公式な呼び方なんです。
「対戦型SNS」という言葉はどこから?
「対戦型SNS」という表現が広まったのは、あるポスト(ツイート)がきっかけでした。
2024年10月、X(Twitter)のブロック機能の廃止が話題になった際のことです。
当時のXのCTOが「Xは対戦型SNSだから」と説明したことで、この言葉が一気に注目を集めることになりました。
ただ、この発言については、英語から日本語への翻訳で、本来の意図とは違うニュアンスになってしまった可能性も指摘されています。
また、この発言はCTOの個人アカウントからのものだったこともあり、Xの公式見解とは違う可能性が高いでしょう。
実際、Xが公式に「対戦型SNS」と名乗っているわけではありません。
それに、CTOが発言したからといって、Xが公式に「対戦型SNS」に変わる可能性も低いでしょう。
過去にもCTOが発言したことで、実現しなかったことはたくさんあるからです。
なので、この発言も個人的な見解として受け止めるのが適切かもしれません。
あまり気にしすぎる必要はない?
「対戦型SNS」という言葉が出てきたからといって、特に心配する必要はなさそうです。
これは経営陣の一人が発した言葉が思わぬ形で話題になっただけで、Xの基本的な仕組みが大きく変わるわけではありません。
発言の真意も、翻訳の問題もあって完全には把握できていない状況です。
なので、普段通りにサービスを利用していただいて問題ありません。
むしろ、この言葉に振り回されすぎないことが大切です。
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もし「対戦型SNS」を名乗るサービスが登場したら?
現時点では「対戦型SNS」を名乗るサービスはありません。
ただ、もし将来登場したとしても、守るべきルールは変わりません。
たとえ「対戦」を前面に押し出すサービスであっても、「誹謗中傷は決して許されない」ということです。
というのも、SNSの運営者がいくら「対戦OKです!」と宣言したところで、日本のルールが変わるわけではないからですね。
他人への誹謗中傷は、今の日本ではやってはいけません。
なので、今後どんなタイプのSNSが出てきたとしても、お互いを傷つけるような言動は控える必要があるということですね。
「対戦型SNS」の意味と注意点まとめ
「対戦型SNS」という言葉は、XのCTOが個人アカウントで発した言葉から生まれました。
(ただ、翻訳の過程で本来の意味とは違うニュアンスになってしまった可能性が高いです)
この言葉は、一時期ネット上で盛り上がり、時にはジョークのネタにもなりました。
でも、Xが公式に「対戦型SNS」を目指すと表明したわけではありません。
なのでXを利用する上で、特に何かを心配する必要はなさそうです。
ただ、どんなSNSを使う場合でも、相手を傷つけるような言動は控えるべきというのは、変わらない大切なルールです。
楽しくSNSを使うためにも、このような基本的なマナーは忘れずに守っていきたいものですね。